【新郎の衣装の種類】燕尾服(テールコート)について
2015/10/25
燕尾服(テールコート)とは?
燕尾服(えんびふく、英: Tailcoat)は、男性の夜間の礼服のことです。裾(すそ)が燕の尾のように切れ込みが入っていることからそう呼ばれるようになりました。
英語では、18世紀末から19世紀初頭のフロックコート(Frock)も含めて“Tailcoat”と呼ばれるため、19世紀中半以降の正装である燕尾服だけを意味する場合は“Evening”(イブニング)が付けられ、
“Evening Tailcoat”(イブニング・テイルコート)とも呼ばれます。
燕尾服はどういう時に着るのか?
昼間の礼装がモーニングコートならば、夜の礼装が燕尾服(テールコート)です。
招待状のドレスコードに【ホワイトタイ】と指定がある場合は、この燕尾服(テールコート)着用の意味があります。
(※ちなみに【ブラックタイ】の場合はタキシードの着用が必須ということ)
現在ほとんど一般の方が着用する機会はありません。
見かけるとすれば国で開催される公式行事(表彰の授与式)または観劇・舞踏会・音楽会などを鑑賞する方や、
オーケストラ等の指揮者に着られている事が多いですね。
コーディネートのルール
■ウイングカラーシャツ 白無地素材の衿型はウィングカラー
■蝶ネクタイ 色は白無地がセオリー
■シャツボタンはスタッズとカフスリンクス
■白いベスト
■サスペンダー ウエストベルトはNG
■ポケットチーフ 白無地ポケットチーフをスリーピークスの挿し方
■シューズ エナメルのオペラパンプス、もしくは内羽式のストレートチップシューズ
など、基本的にはタキシードのなどで着用するルールと大差ありませんが、ネクタイの色やベストの色の指定がありますね。
勿論ジャケットは切れ込みの入った燕尾服仕様です。
結婚式での着用は?
上記でも示したように国を上げての特別な式や行事には相応しいものの
結婚式の場での着用は少しオーバーな印象を与えてしまいそうです。
積極的に着用する必要はありませんね。