今年は柄と素材感?!2016年注目の新郎タキシードデザインまとめ
タキシードと言えばブラックやホワイトなどベーシックな色とデザインが一般的ですが、コレクションブランドを中心に実はトレンドがあります。
目次
2016年は生地の素材感や柄物で主張
ドルチェ&ガッバーナやトム・フォードなど特にラグジュアリー感の強いデザインのタキシードは、ビビッドカラーの発色の良い物や柄物を使ったデザインが主流に。
こちらはドルチェ&ガッバーナの2016春夏のルック。
TOMFORDは総柄、幾何学模様のテキスタイルを2016年も引き続きプッシュ。
とは言え、一般的に結婚式で着るタキシードはここまで大胆なチョイスはなかなか難しいもの。
そこで今回は、もう少しだけ取り入れやすいデザインを2016年のルールにはめて紹介していきます。
バーガンディー×ロックスタイル
秋冬のウェディングであれば季節感を取り入れたコーディネートとして、バーガンディーのカラーはどうでしょうか?
フォーマル色は薄くなり、その分スタイリッシュになるので足元は起毛感のあるオペラパンプスなどがおすすめ。
ライアン・ゴスリングもバーガンディーのタキシードを着用
幾何学模様やデザイン柄もののテキスタイル
TOM FORDやドルチェ&ガッバーナが強くプッシュしているのがジャケットに柄物を取り入れるタキシードのコーディネート。
これらのスタイリングに共通するのは、
1,スタイル自体は正統派なタキシードのルールを順守
2,ジャケットのみ柄で遊びを入れる
ということ。また柄×柄だとうるさくなってしまうのであえてパンツ、シューズ、シャツ、タイは無地でシンプルにまとめていますね。
モカブラウン×ダブルブレストで色付け
クラシコイタリアを体現するキートン(Kiton)というブランドの2016コレクションよりタキシードが登場です。さすがイタリアテーラリングの雄だけあって、肩など丸みがあり着やすそうです。
このスタイルの特徴は、正統派なタキシードのデザインながら、一見するとスーツスタイルとしても着こなせそうな上品な濃い目のモカブラウンの生地。
シャツの色を変えたり、蝶ネクタイを変えるだけで二次会使用や、結婚式以外でも用途がかなり広がりそうです。
一見すると無地、でも実は?
上下の写真とも一見白無地のジャケットに見えますが実は麻素材を織り込んだ柄が入っています。
ダブルブレストに白の拝絹生地を当てて、来客者たちにも新郎の相当なセンスの良さを感じさせてくれるでしょう。
計算されたオシャレタキシードのテクニック
こちらはネイビーのジャケット、まさに素材感で魅せる好サンプルと言えるでしょう。
パンツもジャケットと合わせてミッドナイトネイビーをチョイスし、足元はエンブレム入りのベロアオペラパンプスで締める、相当な上級者テクですね。
おまけ:普段使いも出来ちゃう?カジュアルミックス
TOMFORD 2016 よりスニーカー&タートルネックでタキシードを着崩したスタイルが登場。
首からかけた上品なストールで上手くフォーマルとカジュアルの中和ができていますね。これならタキシードをオーダーしたり買っても無駄になりません。
TODD SNYDERから冬のハワイにピッタリ合いそうなルック
こちらもタキシードジャケットを利用しつつ、裾幅は細め、パンツ丈もくるぶし仕様なカジュアルスタイル。
結婚式だとシャツは白になっちゃいそうですが、披露宴と挙式でシャツを着替えても良さそうですね。挙式後も、普段使いが間違いなく可能なスタイル。
ハワイのような暖かい場所だと日本の季節感との調整が難しいのでこのくらいがオススメ。
2016年の最新ルックを参考に
タキシードはデザインがついつい正統派に寄りがちですが、ちょっとだけ遊ぶのなら柄や生地の素材感などに工夫してみるのがいいでしょう。
そんな時に利用したいのがオーダーメイドタキシード。
オーダーメイドであれば自分の結婚式会場に合わせて好きな素材や柄でデザインが作れます。
是非参考にしてみてください。