アスコットタイとは?
2015/10/25
目次
アスコットタイの由来は?
アスコットとは、イギリスのロンドン近郊、バークシャー州アスコット・ヒースにある有名な競馬場「アスコット競馬場」が由来です。
1711年以来、 毎年6月に国王の臨席のもとに開かれるアスコット競馬場に、1850年頃登場したのが、アスコットモーニング&アスコットタイです。
アスコットタイってネクタイなの?
当時のファッショナブルな紳士達の服装から生まれたネクタイ。結んだ際にスカーフのように見えカジュアルさと華やかさ雰囲気を持ち合わせたネクタイの一つです。
ただし日本で売られているアスコットタイの多くは、世界の多くの人々がアスコットスカーフ(パフタイ)と呼んでいるもの。これは、1870年代にアスコットタイの結び方から、派生したカジュアル品です。正礼装に用いてはいけません。
アスコットタイの種類
ストールタイプ
フックタイプ
タイリングタイプ
結婚式にアスコットタイはあり?
そもそもモーニングコート(礼服)に合わせるために生まれたフォーマルタイなので、モーニングコートスタイルの場合はありだと思います。
しかし近年だとパーティースタイルからカジュアルスタイルまで幅広いコーディネートに合わせられているのを考えると、ニュアンスに差をつけるにはかなりコツが必要です。
一般的な参列には無理してアスコットタイを着用するのではなく、一般的なシンプルなブラックのネクタイなどがいいでしょう。
正統派なアスコットタイ
カジュアルな例
一般的にシャツの襟周りで結ぶのがフォーマルな使い方、襟の内側で首元にに直接結ぶのがカジュアルな使い方です。
どのシャツに合わせればいいのか?
外側に結ぶのであれば、やはりシャツの襟は立襟であるウィングカラーが好ましいです。
内側に結ぶのであれば最近はボタンダウン(中でもロール感の綺麗なイタリアンBD)がモダンな雰囲気で、二次会やパーティーにも人気のスタイルです。
自分の式はどんなスタイルなのか?それに合わせネクタイを決めるのもいいですね。