タキシードのレンタル、オーダーの相場・価格はいくら?おすすめは?
2018/11/14
引き出物、食事代、ドレス代、プランナー代、お花代、お足代、お色直し、などなにかとお金がかかる結婚式。
出来ることなら安くすませたいが、一生に一度しかない結婚式を貧相にはしたくないという二つの思いが交差するのが悩ましいところ。
よく結婚式のプロが言うのは「メリハリ」を付けること、などと言われますが、その中で調整しやすいのが男性(新郎)の着用するタキシードだと言われます。
女性の場合は男性に比べてウェディングドレスへの思い入れが強いので、海外のブランドものを着たい、など様々な要望もあり、調整がなかなか難しいのです。
そこで今回はレンタル&オーダーのタキシードを比較し、コストパフォーマンスに優れたタキシードを一緒に考えてみましょう。
目次
<2018年>新郎衣装の相場は「15万~20万円未満」が最も多い
ゼクシイを運営しているリクルートから毎年「ゼクシィ結婚トレンド調査」という資料が出ています。
こちらを見ると、最新の結婚式のトレンドがわかります。
2018年の最新版によれば、衣装の価格相場はタキシードの場合、「15~20万円未満」が21%で最も高く、次いで「9~11万円未満」が17%。
平均は12.7万円でした。
ここにはオーダーも購入もレンタルも入っているのでなんとも言えないのですが、それなりの金額を払っているのは確かです。
<レンタル>価格相場は大きく2種類
新郎向けのレンタルタキシードの金額の相場は2種類あります。式場経由で借りるか、ネットで借りるかです。
①結婚式場で借りるレンタルタキシード
金額相場: 10万円~20万円
②インターネットで借りるレンタルタキシード
金額相場: 3万円~5万円
メリットとデメリットは?
結婚式場で借りる場合
メリットは、とにかく管理と、挙式日に借りて着るまでが楽チンです。
結婚式の当日にその場で着て、その場で返せばいいので新郎の作業的な負担は何もありません(結婚式会場にドレス業者が回収に来るか、式場担当者が送ってくれます)
また結婚式のセットプランの中にタキシードのレンタル代金が含まれていることもあり、逆に利用しないと損する…という気もするでしょう。
デメリットとしては、古くからやっているドレス提携業者が多いのでデザインにトレンド感が無いことです。
特に東京以外の地方については「今どきこんなの着る人いるの?」というデザインが置いてあります。まさにステージ衣装ですね。
また
ドレス業者から式場への手数料が高額なため、1日レンタルだけで10数万円するものもあります。
ドレス業者は結婚式場が完成する際に出資金を出すことで、提携していることもあるので、仕方ないのかもしれません。
しかし、借りる側からしたらどうでもいい業者同士の付き合いのために高額を支払うことになります。
「結婚式だから…と諦めるか」、「いや同じ値段出すなら他にいいのがあるかも!」と考えるかはお二人次第ですね。
インターネットで借りる場合
メリットは価格の安さが魅力です。とにかく安いのがいい!という方はネットでレンタルを選ぶのも方法の一つでしょう。
問題は着てみないとサイズ感が全くわからないのと、全体的にサイズが大き目です。
レンタル商品のサイズが大きめな理由は簡単です。
同じ175cmの身長でも太っている人、痩せている人の両方がいるため、どちらも着れるサイズで作らないと貸し出せないからです。
これは結婚式場で借りても同じです。またパンツ丈や袖丈などの直しに限界があり、ダボダボで着る覚悟も必要です。
以下の写真は某レンタルのタキシードですが、デザインはそれっぽいものの、パンツの丈の長さ、サイズが全然合っていませんね。
こうなるリスクは覚悟が必要ですが、せっかくの結婚式で負いたくないリスクです。
あとは共通して言えることとして、レンタルは衣装の個体差が激しいです。
まだ3回しか使用されていないものもあれば、20回目の着用になるものもあります。
これは残念ながら顧客側では選べません。
基本的にはクリーニングするたびに生地は傷んでいきます。
<オーダーメイド&購入>の場合の相場は10万円~
①オーダーメイドで作るタキシード
金額相場: 10万円~30万円
②セレクトショップで買うタキシード
金額相場: 10万円前後
メリット&デメリットは?
オーダーメイドで作る場合
メリットは完全に自分の体型や理想のスタイルにあったものをゼロからデザインできること。
気になるお腹周りは上手く隠せるようにしつつ、脚はスラっと魅せるなど、個人の個性を最大限魅力的にしてくれます。
セレクトショップで買うとかかってしまう「お直し代」もかかりません。
デメリットは納期がかかること。1ヶ月~2ヶ月はかかるので挙式直前の方は難しいです。
ちなみに、オーダーで人気のあるのが東京・青山のオーダータキシード専門店THE GENTS TOKYO。
こちらの場合はタキシード代金が一律129,000円。
最初にゼクシイの結婚トレンド調査を掲載しましたね。
結局オーダーでもレンタルでもあんまり金額が変わらないのが、実は新郎タキシードの相場なのです。
イタリアの高級な生地なども自由に選べるそうなので、こういったお店を選ぶとオーダーした価値もあると思います。(写真はTHE GENTSのオーダータキシード)
THE GENTS TOKYO はこちらから。
実際に作った方の事例も豊富です。ホテル系、ハワイ挙式の方が多いようです。
セレクトショップで買う場合
まずメリットは置いてある商品を実際に着用できて、お直しまでセンスのよいスタッフが対応してくれることです。
デメリットとしては挙式場への持ち込み料がかかること(1万~2万)、パンツの丈や裾幅、袖などのお直しで1万円前後かかるため、総額としては上記の相場に+3万円くらいを考えてください。
お直し代も合計すると、ざっくりと相場で12,3万円になるのではないでしょうか?
レンタル、オーダー、購入どちらにするか比較しよう
レンタル、オーダーどちらにもメリット・デメリットがあります。
金額や相場を知りつつ、将来的に長く使いたい、とにかく今だけ安くすませたい、デザインはどうでもいいからラクなのがいい、などそれぞれの長所短所を比較して選んでみてくださいね。