【人気】新郎新婦のお世話役:アッシャー・ブライズメイドとは?格好は?
2015/11/28
新郎のおつきの人、アッシャーとは何か?
アッシャーとは、教会式における新郎の付添人で、新郎の身の回りの世話や、挙式のサポートをする男性のことです。ブライズメイドはよく知られていますが、アッシャーについてはまだまだ日本では浸透していない文化です。
アッシャーを務めるのは、新郎の未婚の兄弟や、親しい友人などです。※ちなみにアッシャーのリーダーは「ベストマン」と呼ばれます。
新婦の同じ役割をする人たちをブライズメイドと呼ばれます。こちらはみなでお揃いのドレスを着たりするので映画などで見たことがある人もいらっしゃるかもしれません。
アッシャーの人数は何人くらい?
アッシャーの人数は2~5名で、ブライズメイドと同じ人数に揃えるのがルール。
ちなみに、アッシャーは日本での呼び名で、アメリカやイギリスなどでは「グルームズマン」と呼ばれます。
アッシャーの仕事は??
アッシャーは新郎のお世話役なので、指輪交換の際に新郎のグローブを預かったり、結婚証明書の立会人としてサインをするなどを担当します。新婦が歩くバージンロードの準備をするのもアッシャーの大切な仕事です。
アッシャーがヴァージンロードを広げる様子はとても印象的ですよ。
ヴァージンロードの用意が出来たら、神父(牧師)、新郎、アッシャーが位置について、式がスタートします。
アッシャーは新郎のすぐそばに立ちます。よってアッシャーは本当に信頼できる友人に頼むことが重要ですね。
なお、挙式が終わった後はアッシャーがブライズメイドをエスコートして退場します。
アッシャーの由来、歴史は?
アッシャーの由来ですが、中世ヨーロッパでは、結婚を間近に控えた幸せいっぱいの新郎新婦を妬んだ悪魔が、結婚式当日に邪魔しにやってくるといわれていました。
そこで新郎新婦を悪魔から守る目的で、同じような服装をしてごまかした、というもの。だから似たような衣装を着るのですね。
まだまだアッシャーやブライズメイドの文化は日本では広まっていませんが、ヨーロッパやアメリカでは一般的な存在です。
アッシャーの衣装はどうしたらよいか?
アッシャー(グルームズマン)は海外では、タキシード、モーニングなど着用することが多いですが、日本ではブラックスーツで問題ありません。
胸元には悪魔からごまかすために新郎同様ブートニアを付けます。
アッシャーやブライズメイドの完成度を高めるために、必ず新郎・新婦に合わせた服装を着てもらうことが重要です。
例えば新郎は黒のタキシードに黒の蝶ネクタイ、アッシャーたちは黒のスーツに黒のネクタイ、など。
是非検討してみてください。