新郎の胸に飾る花 ブートニアとは?
2015/10/25
ブートニアとは?
新郎のタキシードやフロックコートの胸に飾られている花の飾りを、ブートニアといいます。結婚式の時は男性はこれを襟のところに止めます。ちなみによく知られているブーケは新婦が持つ花束のことであり、ブートニアは新婦が持つブーケと同じ花で作られています。
ブートニアの使い方と歴史
『ある女性に恋焦がれた青年が、彼女との結婚の許しをこうため、村中の人から花を貰って花束にしてプロポーズをした』という、ヨーロッパの古い言い伝えに由来するようでとてもロマンチックなブートニアの起源。そして男性が送った花束を送ってプロポーズをした際、結婚がOKならばそれから一輪を抜いて男性に挿してあげる、というのが由来のようです。これがブートニアセレモニーと呼ばれます。
ブートニアの選び方
ブーケやブートニアを選ぶ際に一番大事なのは、ウェディングドレスとの相性です。例えばプリンセスラインのドレスには、キャスケードブーケがよいでしょう。スレンダーやマーメイドラインにはクラッチブーケなど、ドレスとブーケには相性があります。この辺りは式場で花屋さんと相談してドレスのデザイン、色のイメージなどを伝えてマッチするブーケを選びましょう。
また自分の身長に合わせた形を選んだり、顔の大きさに合わせて花の大きさも決めるようにしましょう。大きければよいというものでもなく、バランスが大事です。さらに季節感に合わせた花を選ぶと、生花の場合、状態のいいものが使え、値段も旬のものだと多少安くなるということも覚えておきましょう。
また式当日にいきなり胸に付けられて焦らないよう自分のタキシードの色などとも合わせるようにしてください。