結婚式でタキシードやドレスの持込み料をなくす方法
2015/10/25
目次
タキシードやドレスの持ち込みは基本的に持込料がかかる
挙式会場が決まって、さあ念願の衣装選び。しかし実際式場から紹介されたドレス屋さんやタキシード屋さんに行ってみると、気に入ったデザインが置いていない・・・。ということがよくあります。
そこで自分でインターネットで見つけた衣装を借りたり、オーダーしたりして持ち込みたいと思っても、結婚式会場側に【持込料】や【保管料】を請求されることがあります。(もちろんかからない式場もあります)
持込料がかかる理由を考えてみよう
この持込料をディスカウントする方法を教える前に、なぜ持込料がかかってしまうのかを考えてみましょう。
結婚式場は、式場を建設するのに多額のお金がかかります。よって建設にあたって、事前にそこの施設に入居するドレス会社などから寄付(出資)を集めるのです。結婚式場は企業が一つで立てるものではありません。複数のドレス会社、花を扱う会社、運営会社、などがそれぞれ資金を出し合って作ることが多いです。
そうなると当然ドレス会社は、この建物を作るのにお金がかかっているし、リスクもとっている、だからこそ他の業者から持ち込む時はそれ相当のお金を補填してください、という訳です。
またその他の理由として、会場に持ち込まれた衣装保管や管理するリスクの費用というのも挙げられます。会場側としても、タキシードが紛失したり、汚してしまっては責任問題となります。そこで保管費用が発生するということになっているのです。こちらは新郎新婦さんにも納得しやすい理由です。
もちろん結婚式場を立てるのにお金がかかるのも、保管費用がかかるのもわかりますが、それは企業同士の都合だから知ったこっちゃないでも構わないのですが、持ち込み料がかかる理由というのは知っておくとスムーズです。
持ち込み料をディスカウントする方法
先述のようにタキシードやウエディングドレスを購入して、持ち込もうとすると、殆どの場合この持ち込み料、保管料が発生します。しかし、実はこの持込料、保管料を節約するためのディスカウント方法があります。
ちなみに持ち込み料の金額ですが、新郎向けのタキシードの場合、1万円~5万円の持ち込み料が見積もりに入っていることがあります。
それでは、どうやってら持ち込み料を下げることができるのでしょうか?
ストレートに値引き交渉する
大きな式場では絶対的なルールがあるので難しいかもしれませんが、小さい式場などでは意外と効果があります。オフシーズンなら特に効果ありでしょう。言ってみるだけタダではないですが、ストレートに交渉しても下がるケースがあります。
またその際にプランナーさんに「なぜこのタキシードを持ち込みたいのか」という想いも重要だと思います。レンタルの場合は理由付けが難しいですが、オーダータキシードなどであればその理由もつけやすいはずです。「せっかくなら一生使える衣装にしたいから」「思い出に作りたい」などです。
当日自分で持参する
まずは何故持ち込み料がかかるのかを聞いてみてください。そこで理由が「保管費用」なのであれば迷うこと無く持っていきます、保管は必要ない、と交渉することができます。結果、無料になるケースもかなり多いようです。ちなみにオーダータキシードを作った場合は、お渡しの時に専用ケースがつくようです。
ホテルの場合、フロントに預かってもらう
ホテルで前泊をします。この時にウェディングの担当に伝えるのではなく、一般の宿泊者としてフロントに送付するのです。ホテルはお客様の洋服や荷物を預かるのは当然のサービスといえば当然ですから、全く問題ありません。
持ち込み料を払うのなら、前泊して持込み料を無料にできた方が良いですよね。前泊すると準備や精神面からもリラックスして挙式に挑めますので、そちらはメリットも多いです。
持ち込み料を負担してくれるドレス、タキシード屋もある
限られた予算の中で、お金は大事に使っていきたいですよね。なので交渉して持ち込み料を無料にしてもらうという方法もありますが、タキシード屋さんやドレス屋さんに負担してもらうという方法もあります。例えばオーダータキシードであればこちらの衣装屋さんは持ち込み料を2万円まで負担してくれるようです。
自分たちを魅せるための衣装は妥協してはいけません。押さえるところを押さえながらも、交渉できるところはしっかりと交渉しつつ、最高の結婚式を挙げましょう。