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タキシードにベストな色や生地は?

      2015/10/24

派手な色や生地は昔の話

結婚式のタキシードというと、ホワイトやシルバー、といったゴージャス(?)で華やかな色を連想される方も多いと思いますが

実際海外のファッショニスタやセレブの着こなしを見てみると落ち着いたダークカラーを着ています。

セレブのタキシード着こなし

果たして一体どんなものがタキシードの生地に相応しいのでしょうか?

フォーマル=礼服=喪服 は相手に恥を欠かせないための服

いきなり違った話になってしまいますが、黒は喪服と同じだと思われている場合が多く「葬式と同じものだから黒は嫌だ」という方もいらっしゃいます。

喪服とは失礼のないように、喪主に対してかしこまった服を着るという姿勢、礼儀を表した服であり礼服です。

ブラックのタキシード

つまり喪服=礼服=ブラックフォーマルといった事となります。スーツをみても基本は黒、グレー、ネイビーの落ち着いた色が多い理由もその一つです。

どれも相手に恥をかかせない為の服装となります。これがフォーマルウェアの基本であり原点なのです。

では結婚式で相手に恥を欠かせないとは誰でしょうか?それは新郎の隣に立つ花嫁、そして参列してくださる招待客なのです。

「目立つ」ことが重要ではない、厳かで自分を質素に見せて相手を引き立たせることがフォーマルウェアの美学なのです。

同じ黒なら何でもいいわけではない

なんだ、それなら真っ黒ならいいじゃん。と思われていても黒でも素材や織り方によって雰囲気がガラリと変るので慎重に選びましょう。

色の濃さも重要で少し薄い色の生地ですと迫力に欠ける、素材が化学繊維のポリエステルだとまるでボソボソの学ランのようです。

奥が深い黒の世界

今回は少々マニアックですが、実は奥が深いタキシードの黒生地の世界をご紹介致します。

ギャバタッサー

フォーマルらしい深い黒を追求する為、金属系インクで染める手法を見直し 環境汚染に配慮した自然由来の染料を使用して深い黒を実現したエコなブラックです。

ツイルタッサー

はっきりとした美しい綾目が特長で、しなやかな風合いと キメが細かく整った表面感を持っています。超濃染黒加工(キングブラック) その佇まいから、有名ブランドフォーマルにも採用されています。

タキシードクロス

制電加工、防塵効果の高い炭素繊維を混合し、プレス当たりがつきにくい(白くテカらない)などの特長を持っています。目付け目付け量も多く、仕立てた際の整った重厚感がフォーマルらしい風合いを魅せてくれます。

誰のためのフォーマルウェアかを再度考えてみよう

元来、フォーマルにおいての主役は女性です。それをきちん理解した上で着るはとても意味があります。

正装が求められた際、奇抜と派手さで一目置かれるよりはマナーと誠実さをアピールする事の方が新郎には求められそうですね。

結婚式のスタイルは皆さん様々だと思います。一度は専門のプロに相談しアドバイスを踏まえ自分の納得するものにしましょう。

是非本物のブラックを追求してみてください。

参考:オーダータキシード.net

 - タキシードの知識, 新郎衣装の選び方